日本帝国陸軍 八九式中戦車

(増加装甲仕様)
JAPAN TYPE89 TANK
戦車第七連隊 第三中隊 8985号車
昭和一七年一月 フィリピン

1/35 GUM KA製
2005.2.2製作

 
 色彩はタミヤ97式戦車を参考に
 迷彩はファインモールド95式軽戦車「昭和17年 仮兵器迷彩要領」制定以前を参考にしてみました。
 フィギュアはファインモールド帝國陸軍戦車兵セット 熱帯地用被服着用のものを利用しています。


 スコップ、つるはし、誘導輪、起動輪の先端部分は、メタルパーツの素材を故意に露出させてみました。


 後部の尾ソリに、鎖を追加。
 パステル粉を用い、ウエザリングをしています。

 

 <ほぼ 迷彩完了 >
 ( 2005.1.29 )
 

 < 塗 装 >

 タミヤ ファインサーフェイサーで下地塗装。
 モールドを潰さないので良いのですが、吹きつけに失敗すると垂れやすいので、
 紙コップに取った物をエアーブラシにて塗装しました。

 色彩及び迷彩は、タミヤ九七式戦車と、ファインモールド九五式軽戦車を参考にしています。
 迷彩や黄帯塗装は、マスキングテープをグネグネに切った物を張り合わせて使用ています。
( 2205.1.29 )
 

<車体の完成>
 車体部分の組み立てが完了
 車体は第7連隊8985号車を選択しました。
 防盾カバー、車体増加装甲、高射具を装備としています。
 ( 2005.1.22)


<車体の完成>
 後部尾ソリ部分
 

<尾ソリ>
 車体には、尾ソリのはまるダボ穴がありますが、ズレていますので埋めました。
 左右のバランスを取るのにかなり苦労します。
 あらかじめ、取り付け位置とボルトの配置を十分把握した上でメタルパーツ(カーブ部分)の調整が必要です。
 エッチングパーツ間を連結しない単発のボルトはエッチングをランナーから切り離す前にボルトの接着をしています。
 尾ソリ上面に取り付けるフック類は、尾ソリを車体に取り付け後の作業です。
 (2005.01.22)


< フロントフェンダー部分 >
 あらかじめ、前部転輪の位置を十分仮組み合わし、左右バランスをとり位置を調整。
 取り付けたフェンダーが左右同じ場所に取り付けられるよう注意が必要です。
  ( 2005.01.17)


<右リアフェンダー>
 各種工具類は、塗装を考慮し両面テープを利用し仮止め状態です。
 ( 2005.01.16)


<左リアフェンダー>
 接着には瞬間接着剤及びボンドG17を使用しています。
 マフラー穴及び排気管接合部分は、1.0mmピンバイスで修正しています。
 付属のプラスチック製のリベットは焼き止めしています。
 なお、マフラーカバーは塗装のため未接着です。
 ( 2005.01.15)

<足回りの取り付け>
 足回り部分を作成し、履帯を仮組したところ。
 履帯は80枚使用しています。
 上部支持転輪は、プラスチック製の物ではなく、メタルパーツを使用。
 (2003.01.09)
<転輪ボギー>
 写真は、車体右側前部分に該当するパーツ
 転輪ボギーを2枚のプレートではさみ、接着するのですが、
 プレートから突き出した突起部分を矢印方向へ
 圧力を加えつぶし、稼働するようにしてみました。
 ( 2005.1.3 )
<誘導輪基部>
 ( 2005.1.3 )
<車体上部と車体下部>
 仮組み合わせの状態で少し隙間ができます。
 他にも、レジンパーツは少しソリがあるようです。
 ( 2005.1.3 )
<レジンパーツの修正>
 鍋で少し煮てやると柔らかくなるので、
 定規などを当て、ソリを補正しました。
 ( 2005.1.3 )
<車体リアパネルと車体上部>
 車体リアパネルと、上部を仮組み合わせすると、
 蝶番のズレがあるようでした。
 ( 2005.1.3 )
<蝶番の修正>
 車体上部の蝶番を慎重に切り取り
 リアパネルと車体を接着後、切り取った蝶番を貼り付ける。
 一部、黒いボルトがあるが、気泡で潰れていたので、自作した。
 ( 2005.1.3 )
<車体上部のリベット>
 青で囲った部分のリベットの状態がイマイチだったのと、
 リベット下の角の部分がうまく成形されていなかったので
 リベットを削り落とし、角を補正した(光硬化パテを使用)。
 (2005.1.3)